東京都の専門人材育成訓練での社会福祉士学科

職業訓練

そもそも「専門人材育成訓練」とは何か、ということですが、下記の通り説明があります。

東京都専門人材育成訓練とは、求職者(仕事をお探しの方)などが、安定した雇用環境への転換を図るため、 東京都が民間の教育機関などに委託して受講料無料の職業訓練を実施するものです。 

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簡単に言ってしまえば、職業訓練です。

職業訓練には1カ月のものからありますが、この専門人材育成訓練は、1年~2年の長期にわたる学びを民間の専門学校などで受けることができるものです。

訓練プログラムは、情報技術、ビジネス管理、語学、医療、デザインなど、幅広い分野にわたる専門的なスキルを習得するためのものがあります。

専門人材育成訓練 令和5年の科目には何があるの?

令和5年度の東京都の専門人材育成訓練の科目には、次のようなものがありました。

①アプリ・Web制作学科

②ゲームクリエイター学科

③電子応用工学科

④バイオテクノロジー科

⑤環境テクノロジー科

⑥歯科技工士

⑦言語聴覚士養成科

⑧税理士科

⑨栄養士科

⑩パティシエ・カフェ科

⑪カフェビジネス科

⑫調理師科

⑬パーソナルトレーナ科

⑭コスメビューティ科

⑮ヘアメイクビューティ科

⑯精神保健福祉士養成科

⑰社会福祉士養成科

⑱義肢装具科

このように、専門分野は多岐にわたっています。精神保健福祉士と社会福祉士以外の科目はほぼ2年間のカリキュラムになっています。長期にわたって学び人材を育てることを目的としていることがわかりますね。

そして、受講する私たちも生半可な気持ちではとても卒業することができない、ということを入学して知ることになります。

東京都人材育成訓練の倍率は?

受講料無料で勉強をさせてくれるわけですから、人気の科目は当然倍率は高いです。

令和5年度で言えば、Web動画クリエイター科が応募倍率3.6倍で一番高かったです。

次いで税理士科3.23倍、社会福祉士科3.1倍と続きます。

倍率1倍を切る科目も中にはありますが、概ね1~2倍の倍率になっているようです。

私は以前からこの制度のことを知っていましたが、世の中にはこういう制度があることを知らない人、ハローワークで教えてもらって初めて知った、という人が多いです。

なのでこのような倍率ですが、もっと世の中の多くの人がこの制度を知ったら、倍率はもっともっと高くなってしまうではないかと考えます。

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